わが国は他国に例をみない速さで高齢化が進行しており、4人に1人が65歳以上である【超高齢社会】に突入しております。先進国の中でも高齢化が際立っている日本社会は、今後の在り方や対策について、内外から非常に注目されています。一方、超高齢社会への進行と同時に、外出先からご自宅に戻れなくなり、警察等に保護される方の社会問題が顕在化してきました。行方不明になられる方の数は毎年1万人を超えています。
こうした中、私たちは【その方々が保護された際に身元確認できる仕組み】を研究し、今般、【ご本人の確認につながる連絡先を記録したQRコード(株式会社デンソーウェーブの登録商標)が印刷されたシールを手・足の爪や背中等に貼ることによる最終身元確認システム】を開発・リリース致しました。
【自分らしく暮らし続けられる社会】実現のため、国や都道府県・市町村等の行政機関、警察や消防、専門家や地域住民など、あらゆる立場や世代の人々が知恵とアイデアを出し合い、さまざまな社会問題や課題を全員で継続的に解決していかなければならないと考えています。微力ではありますが、その解決の一端を担いたいという思いから、会社設立に至りました。
2015年8月
代表取締役 吉田裕貴子