徘徊者の方が行方不明になったとき、最終的に保護する人の3割は警察官。通行人・お店の方などを加えると、これらの方々で6割近くを占めています。最終的には警察に連絡がくるので、行方不明者の方を保護する人は、警察が大半であるようです(「認知症の人の見守り・SOSネットワーク実例集―安心・安全に暮らせるまちを目指して」(永田久美子編集)より)。爪Qシール®は、市区町村・介護施設などから在宅の個人などに配られ、そこで貼られます。そして徘徊する方が行方不明になったとき、警察で保護され、最終的な身元確認がおこなわれるという仕組みです。
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商品開発の背景
商品の仕組み
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爪Qシール®(図1)を用意する
その方の連絡先である施設名やお住まいの市区町村名を記録した爪Qシール®を用意します。- 爪Qシール®には個人情報は登録しません。
- 基本的には、施設名+連絡先電話番号を記録。
- 爪Qシール®を手や足の爪に貼る
- 爪Qシール®を台紙からはがして手・足の爪に貼るだけ。
- Qシール®装着後は、入浴・シャワーも可能です。
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身元を特定する
外出先で施設やご自宅やに戻れなくなり警察・消防に保護された時に、爪Qシール®(図2)(図3)をスマートフォン等のアプリで読むことで、その方の連絡先である施設等に本人確認の問合せができます(図4)。そして住み慣れた施設やご自宅にお帰りになっていただくと言う仕組みです。
(特許出願中、登録実用新案)- スマートフォンのアプリ(QRコードリーダー)は、Google playストアまたはApple Storeから無償版をダウンロードして使用します。