今般、QOL(Quality of Life)、生活の質を向上させる目的で、従来の爪Qシール(ツメ・キュー・シール)に加えて、花柄のデザイン等を施した『デザイン爪Qシール(ツメ・キュー・シール)』を開発しました。
ご高齢者の女性にモニタリングしていただいたのですが、女性のお顔がパット明るくなったのを感じました。爪Qシール(ツメ・キュー・シール)は、徘徊をする方だけでなく、ご家族や施設の方も含め、気楽に・楽しく貼っていただくのが一番と感じた次第です。周りの方も含め『爪Qシール(ツメ・キュー・シール)はお守りだ』と言う気持ちになっていただくのが一番かなと。
「安心して徘徊できる街」づくりのツールの一つとしてご活用いただけたら幸いです。

昨年に引続き、入間市では今年も『徘徊模擬訓練』が行われました。今年からは、『徘徊声かけ訓練』と名称を代え、金子地区・東町地区の2箇所で行われました。主催は、『安心して徘徊できるまちづくり委員会』ということでしたが、入間市の高齢者福祉課の方々・狭山警察署の方々が参加するなど組織だって実行されていました。また、両地区の中学生も参加していました。やはり、多くの人が参加して地域全体で認知症徘徊者の方の安全を見守るという事が大切だと感じました。
訓練に先立ち、説明がありました。先導役・徘徊役・声かけ役・記録係の注意事項についてお話がありました。
さあ、訓練開始。
声かけ時の3つの『ない』を心がけてという事でした。
- 驚かせない
- 急がせない
- 自尊心を傷つけない
最後に、軽食をはさんで交流会がありました。「実際に声をかけてみるのは難しかった」「他の地区でも実施したらどうか」などいろいろな意見が出されました。最後に、参加した中学生が紹介されました。未来は明るいと感じました。
今般、埼玉県警察本部生活安全部様より埼玉県全署(39警察署)に対して、当社の爪Qシール(ツメ・キュー・シール)が徘徊者の方の身元確認に役立つグッズの一つであると言う通達がなされたとのご連絡をいただきました。
これにより、爪Qシールを貼ってある方が、埼玉県の警察署で保護されたときは、その爪Qシールをスマートフォンのアプリ等で読みとることで、保護された方の連絡先である施設等に本人確認の問合せができるます。これまでにない仕組みが埼玉県全域で実現されました。この場をお借りして、埼玉県警察本部生活安全部様にお礼申し上げます。

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「スマートライフプロジェクト」のホームページについてはこちらをご覧ください。

「爪Qシール®を使ったご高齢者見守りシステム」を開発・販売いたしました。身元確認のための最終手段として「超高齢社会」の中で少しでもお役に立てばと考えております。

埼玉県入間市商工会のホームページについてはこちらをご覧ください。

「爪Qシール®によるご高齢者見守りシステム」の改良型システム構成を、特願2015-162590号として特許出願しました。
- QRシールの極小化
- 医療用シールに爪Qシール®を貼り、これを背中・腕などの体に貼る
- QRコード読取り時、サーバから本人の血液型・服薬情報などの情報を取得し、災害時にも活用する。
認知症サポーター養成講座についてはこちらをご参照ください。
